冬の城崎温泉といえば…やっぱり“カニ”!
温泉街に漂う湯けむりとともに、香ばしく焼き上がるカニの香りが旅情をくすぐる――。
そんな季節限定の贅沢を求めて、毎年多くの旅行者が訪れるのが兵庫県・城崎温泉です。
特に11月から3月にかけては、松葉ガニを中心とした“カニ尽くしの夜ご飯”を楽しめる旅館がズラリ。
この記事では、カニ料理が美味しいおすすめ旅館6選や、カニの種類と選び方、失敗しない予約術まで完全ガイド!
初めての方もリピーターも、この記事を読めば次の旅がぐっと充実すること間違いなし。
今年の冬は、温泉とカニの最強タッグで極上のひとときを過ごしませんか?
城崎温泉でカニ料理が評判のおすすめ旅館6選!
1. 佳泉郷 井づつや(かせんきょう いづつや)
創業150年以上の歴史を持つ、城崎温泉屈指の高級旅館。館内は落ち着いた和の雰囲気で、非日常感を味わえます。夕食にはタグ付き松葉ガニを使ったフルコースが提供され、焼きガニ・カニ刺し・甲羅焼きなど、贅沢なカニ料理を地酒とともに楽しめます。
| 郵便番号 |
669-6821 |
| 住所 |
兵庫県美方郡新温泉町湯1535 |
| アクセス |
北近畿自動車道八鹿氷ノ山ICより車で50分/大阪・三宮より特急バス約3時間/JR江原駅無料送迎あり(3日前までに要予約) |
| 駐車場有無 |
無料駐車場あり(約80台) 電気自動車(EV)普通充電器を1台設置(要事前予約・ご宿泊者限定) |
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2. 西村屋本館(にしむらや ほんかん)
城崎温泉を代表する老舗旅館で、皇族も宿泊した格式ある名宿。夕食は洗練されたカニ懐石で、職人技が光る逸品揃い。特に焼きガニとカニしゃぶが絶品で、料理の一品一品に高級感が漂います。静かな大人の旅にぴったりです。
| 郵便番号 |
669-6101 |
| 住所 |
兵庫県豊岡市城崎町湯島469 |
| アクセス |
【車】北近畿豊岡自動車道 豊岡出石ICより約18分 【電車】城崎温泉駅より徒歩15分(旅館組合無料バス有) |
| 駐車場有無 |
駐車場あります(無料)。お車のまま門をくぐり、直接玄関前までお越しくださいませ。 |
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3. 心の宿 三國屋
駅から徒歩すぐの好立地にあるコスパの良い旅館。リーズナブルな価格でありながら、カニ会席がしっかり楽しめると人気です。朝食にはカニ雑炊が出ることもあり、量と質のバランスが抜群。家族旅行や初めての城崎旅行にもおすすめです。
| 郵便番号 |
669-6101 |
| 住所 |
兵庫県豊岡市城崎町湯島221 |
| アクセス |
電車:京都・大阪より約2時間半。城崎温泉駅より徒歩3分 車:北近畿豊岡道但馬空港ICから30分 専用駐車場あり |
| 駐車場有無 |
有(2021年4月より有料)550円 ※ご宿泊当日14時より翌日11時迄 それ以降延長料金要 |
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4. ときわ別館(ときわ べっかん)
全室個室食事処を完備しており、静かに落ち着いてカニを堪能できる隠れ家的な旅館。夕食はカニ尽くしの会席で、貸切風呂とのセットプランも人気。部屋数が少なく、サービスもきめ細やかでカップルやご夫婦の旅に最適です。
| 郵便番号 |
669-6101 |
| 住所 |
兵庫県豊岡市城崎町湯島1013番地 |
| アクセス |
JR山陰本線「城崎温泉駅」、無料バスで5分 /北近畿豊岡道「但馬空港IC」より国道312号線、県道3号線経由で約30分。 |
| 駐車場有無 |
有り 25台 無料 |
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5. 川口屋城崎リバーサイドホテル(かわぐちや きのさき)
川沿いの眺めが良く、カニ鍋とカニセイロ蒸しが楽しめる料理プランが豊富。和室と洋室が選べるのも嬉しいポイント。温泉施設も充実しており、観光の拠点としても便利です。比較的リーズナブルにカニと温泉を両立できます。
| 郵便番号 |
669-6101 |
| 住所 |
兵庫県豊岡市城崎町湯島880-1 |
| アクセス |
北近畿豊岡道 但馬空港I.Cより国道9号約25分。 |
| 駐車場有無 |
有り 40台 無料 |
6. お宿 白山(おやど はくさん)
カニの食べ放題プランがあることで有名な宿。ゆでガニや焼きガニだけでなく、カニグラタンやカニ茶碗蒸しなど多彩なメニューが楽しめます。ファミリーやグループでワイワイ楽しみたい方にぴったりの旅館です。
| 郵便番号 |
669-6103 |
| 住所 |
兵庫県豊岡市城崎町今津548-1 |
| アクセス |
JR城崎温泉駅より徒歩7分/ 中国自動車道吉川IC~舞鶴自動車道~北近畿豊岡自動車⇒大阪池田ICより約2時間30分 |
| 駐車場有無 |
有り 60台 無料 |
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なぜ冬の城崎温泉は「カニ料理」が大人気なのか?
城崎温泉と松葉ガニの関係
冬の味覚といえば「カニ」。その中でも、城崎温泉はカニ料理の聖地として知られています。特に有名なのが、兵庫県・但馬地方で水揚げされる「松葉ガニ」。これは山陰地方で獲れるズワイガニのオスに付けられるブランド名で、タグ付きの松葉ガニは高級ガニの象徴として全国の食通をうならせています。
城崎温泉がこの松葉ガニと深い関係にある理由は、「漁港が近いこと」と「歴史的背景」です。近隣には津居山港や香住港、柴山港など複数の優良な漁港があり、鮮度の高いカニを即座に仕入れることが可能。また、江戸時代から湯治とともにグルメを楽しむ文化があったこの地域では、「温泉とカニ」の組み合わせが自然と定着していったのです。
そのため、冬になると多くの旅館やホテルが競って「カニ尽くしプラン」を用意。観光客は温泉で体を癒し、夜はカニ料理を堪能するという極上の旅を求めて、毎年多くの人が訪れるのです。
カニの漁獲時期とシーズン情報
松葉ガニの漁獲は、例年11月上旬から翌年3月下旬までと決められており、これが「カニシーズン」と呼ばれる期間です。中でも最もカニが美味しいとされるのは12月〜2月の真冬の時期。この頃は身がギュッと締まり、甘みが増しているので、どの料理にしても抜群に美味しく仕上がります。
また、「香住ガニ(紅ズワイガニ)」という別種のカニも地域によっては提供されており、通年で楽しめる場合もありますが、やはり王道は松葉ガニ。特にブランドタグ付きの個体は限られており、予約も早い段階で埋まりがちです。
この期間中は「カニプラン」が宿の目玉となり、城崎温泉全体が“カニ一色”になる特別なシーズン。温泉街を歩けば、カニのぼりや提灯など冬らしい演出が観光客の心をくすぐります。
他の温泉地との違いは“カニ料理の質”
温泉地でカニを出す宿は全国にありますが、城崎温泉が圧倒的に支持されている理由は“カニの質の高さ”にあります。これは単に新鮮というだけではなく、「タグ付き松葉ガニ」など、確かなブランドガニを正規ルートで仕入れている宿が多いことが大きな要因です。
また、料理人の技術レベルが高く、調理法にもひと工夫が凝らされています。たとえば、刺し身は包丁の入れ方で食感が変わり、焼きガニは火加減で香ばしさが左右されるなど、一流旅館ではまさに“カニを極めた料理”が楽しめるのです。
他地域でよくある冷凍ガニや海外産と比べると、香り・甘み・ジューシーさすべてが段違い。これが「カニを食べるなら城崎へ」と言われるゆえんです。
冬のカニ旅館は早め予約が必須な理由
カニシーズンの城崎温泉は、とにかく人気が集中します。特に12月中旬〜年末年始、2月の3連休などは多くの宿が1ヶ月以上前に満室になることも珍しくありません。
なぜここまで人気なのかというと、「温泉に入ってカニ料理を食べる」という冬旅の王道プランが、ここでは当たり前のように楽しめるから。旅行会社のパッケージツアーにも組み込まれており、全国から観光客が殺到します。
そのため、カニ目当てで旅館を探す場合は、最低でも1ヶ月前、できれば2〜3ヶ月前に予約するのが安心です。特に、タグ付きカニを希望する場合や露天風呂付きの部屋を狙うなら、もっと早い段階での予約が望ましいでしょう。
温泉+カニ料理でリピーター続出!
城崎温泉では「外湯めぐり」といって、7つの公衆浴場を巡るのが定番の楽しみ方。昼は温泉街を歩きながら湯巡りし、夜は宿でカニ尽くしの会席料理に舌鼓――この流れが一度体験すると忘れられない贅沢な時間になります。
実際、カニシーズンになると「毎年ここに来る」と決めているリピーターも多く、旅館側もそれに応えるように年ごとに新しいカニ料理やプランを用意しています。
こうして、「温泉」と「カニ」を両方一度に楽しめることが、城崎温泉が冬の旅行先として不動の人気を誇る理由なのです。
カニ料理の種類とおすすめの食べ方完全ガイド
松葉ガニ・香住ガニの違いとは?
城崎温泉で味わえる代表的なカニには、大きく分けて「松葉ガニ」と「香住ガニ(こうずみがに)」の2種類があります。どちらもズワイガニの仲間ですが、実はその“中身”や“味わい”には大きな違いがあります。
まず、松葉ガニとは、山陰沖で獲れる「ズワイガニのオス」のことで、11月から翌年3月までの限られた期間にしか水揚げされません。中でも、漁港ごとにタグ付きで出荷される“ブランドガニ”は特に希少で、城崎では津居山港や柴山港などのタグが有名です。松葉ガニの魅力は、なんといっても身のしまり・旨味の濃さ・繊細な甘み。刺し身でも加熱しても、しっかりとした食感と上品な味が楽しめます。
一方、香住ガニは「紅ズワイガニ」という種類で、ズワイガニに比べて赤みが強く、柔らかい身質が特徴。漁獲量が多く価格も比較的安いため、リーズナブルにカニを楽しみたい方や家族旅行に人気です。水分量が多く、鍋や蒸し料理との相性がよく、ふっくらとした口当たりが楽しめます。
簡単に違いをまとめると
| 項目 |
松葉ガニ |
香住ガニ |
| 種類 |
ズワイガニのオス |
紅ズワイガニ |
| 漁期 |
11月〜3月 |
通年(主に秋〜冬) |
| 味 |
身が締まり甘み濃厚 |
柔らかくジューシー |
| 値段 |
高価(ブランドガニ) |
比較的安価 |
| 食べ方 |
刺し・焼き・鍋すべて◎ |
主に鍋・蒸し料理向き |
どちらにも魅力があり、旅館によっては両方を食べ比べできるプランもあるので、カニ好きにはたまらない体験になるでしょう。
定番メニュー:カニ刺し・焼きガニ・カニ鍋・甲羅焼き
カニ料理といっても、その種類はさまざま。城崎温泉の旅館では、下記のような“カニ料理フルコース”を楽しめることが多く、どれも個性豊かで絶品です。
-
カニ刺し(お造り)
新鮮なカニの脚を薄くスライスした刺し身。口に入れた瞬間に広がる、甘みととろけるような食感は新鮮だからこそ味わえる贅沢。
-
焼きガニ
殻付きのカニ脚を網焼きにして、香ばしさと旨味を凝縮。焼くことで身の甘さが一層引き立ち、レモンやポン酢でさっぱり食べるのが人気です。
-
カニ鍋(カニすき)
カニの旨味が出汁に溶け出し、野菜や豆腐にその味が染み込む絶品鍋。締めの雑炊やうどんまで、しっかり楽しめます。
-
カニ甲羅焼き
味噌とほぐし身を甲羅に詰めて焼いた濃厚な逸品。地酒との相性が最高で、お酒好きにはたまらない一品です。
-
蒸しガニ・茹でガニ
カニそのものの味を一番ストレートに味わえる調理法。旅館によっては丸ごと一杯を豪快に提供することもあります。
それぞれの料理に違った魅力があり、「どれが一番」というよりも**“全部食べることで完成する”のがカニのフルコース**。初めての方は、いろいろな調理法で味わえるプランを選ぶと満足度が高いですよ。
カニ好きなら絶対に外せない「タグ付きブランドガニ」
城崎温泉で本物のカニを味わいたいなら、「タグ付き」の松葉ガニを選ぶのが鉄則です。このタグは、水揚げ港やブランドの証明で、品質の高さを保証するもの。代表的なブランドには以下のようなものがあります:
| ブランド名 |
漁港 |
特徴 |
| 津居山ガニ |
津居山港(豊岡市) |
味の濃さと身の締まりが絶品 |
| 柴山ガニ |
柴山港(香美町) |
厳選された最上級品質 |
| 香住ガニ |
香住港(香美町) |
紅ズワイの中で最高ランク |
これらのブランドガニは、1杯で数万円することもある超高級食材。しかし、その分味は一級品で、「人生で一度は食べてほしい」と料理人が語るほど。
旅館によっては、このタグ付きガニを使用しているかが公式サイトに記載されているので、予約時には必ずチェックを!中にはタグ付き保証プランもあるので、間違いのない選択ができます。
通はこう食べる!温泉×カニのベストタイミング
「せっかくなら最高のタイミングでカニを食べたい」――そんな方におすすめなのが、温泉に入ってからの夕食です。
なぜなら、温泉に浸かることで全身の血行が良くなり、味覚が鋭くなって“旨味”をより感じやすくなるからです。
【おすすめの流れ】
-
16時頃チェックイン
-
外湯をひとつ巡って身体を温める
-
部屋で少し休んでから夕食(18時〜)
-
カニ尽くしの会席を堪能
-
食後は貸切風呂や館内湯でさらにリラックス
また、夕食後の夜風にあたりながらの外湯巡りも乙な楽しみ方。お腹も心も満たされる理想のスケジュールになります。
女将が教える“カニの美味しい食べ方”
最後に、実際に旅館の女将や料理人から聞いた「カニを一番美味しく食べるコツ」をご紹介します。
-
ポン酢をつけすぎない
カニ本来の甘みが消えてしまうので、軽くひとくぐり程度でOK。
-
足の身は“関節から押し出す”ように食べる
ハサミで切るよりも、関節を折って中身を押し出す方が綺麗に取れます。
-
味噌はほぐし身と一緒に食べる
味噌の濃厚さと身の甘さの相乗効果が絶妙です。
-
カニ鍋の出汁は捨てない!
カニの旨味が溶け込んだ出汁で作る雑炊は至福の味わい。
-
食後は手を日本酒で拭くと匂いが取れる
通の裏技!ぜひ試してみてください。
こうした“ちょっとしたコツ”を知っているだけで、カニの美味しさはグッとアップします。旅館のスタッフに聞いてみると、さらに詳しい豆知識を教えてくれるかもしれませんよ。
カニプランを選ぶときの失敗しないコツ5選
量より質?「一杯付き」や「食べ放題」の違いに注意
城崎温泉の旅館には「カニ一杯付きプラン」や「カニ食べ放題プラン」など、さまざまな種類の宿泊プランがありますが、その選び方で満足度が大きく変わります。
まず、カニを「たくさん食べたい!」という方には食べ放題プランが魅力的に映りますよね。しかし、注意したいのが**“質の違い”**です。
カニ食べ放題プランでは、比較的リーズナブルな香住ガニや冷凍輸入カニを使用していることが多く、味や食感にバラつきがあることがあります。一方、カニ一杯付きなどのコースでは、ブランド松葉ガニを使った質重視の料理が提供されることが多く、少量でも満足度は高い傾向にあります。
たとえば「タグ付き松葉ガニ一杯+焼き・鍋・刺しで提供」というプランであれば、1杯で3〜4通りの味わい方ができるため、量よりも内容を重視したい人にぴったりです。
そのため、自分が求めるのは「お腹いっぱい食べること」なのか、「本物のカニの美味しさを味わうこと」なのかを明確にし、目的に応じてプランを選ぶことが後悔しないコツです。
表示価格に“カニのグレード”が含まれているか確認
旅館の予約ページでよく見かける「カニフルコース付き○○円~」という表示。ここで気をつけたいのが、**“そのカニはどんな種類なのか”**という点です。
中には、安価なプランに見えても「冷凍ズワイガニ使用」と小さく書かれていたり、「タグ付きガニは別料金」という場合も。
特にブランド松葉ガニの場合、タグがつくことで市場価値が大きく上がるため、1人前で1万円以上価格が変わることも珍しくありません。
そのため、表示価格だけで判断せず、以下の点を確認しましょう:
公式サイトや予約サイトには料理の詳細が書かれていることが多いので、「タグ付きガニ使用」「ブランド蟹の証明書あり」などの明記があるかをチェックすることが重要です。
部屋食・個室食・宴会場の違いを把握しよう
「せっかくのカニ料理、落ち着いて楽しみたい!」という方にとって大事なのが、食事の提供スタイルです。旅館では主に以下の3タイプがあります:
| 食事スタイル |
特徴 |
向いている人 |
| 部屋食 |
自室でのんびり。プライベート重視 |
カップル、高齢者、家族連れ |
| 個室食 |
専用の食事処で静かに食事 |
グループ旅行、女子旅 |
| 宴会場 |
大広間で複数グループが食事 |
団体旅行、修学旅行など |
カニ料理は殻をむいたり、手が汚れたりするため、人目が気になる方は個室食や部屋食がおすすめ。逆に、ワイワイ楽しみたい方や食べ放題プランを選ぶ方は、宴会場スタイルも楽しい思い出になります。
予約前に「食事スタイルの選択ができるか」「他の客と一緒になるか」を旅館に確認しておくことで、食事中のストレスを避けられます。
温泉の質や貸切風呂も要チェック!
カニ料理だけに目が行きがちですが、“温泉そのものの質”や“お風呂の種類”も旅の満足度を大きく左右します。
城崎温泉には7つの外湯がありますが、旅館の内湯も魅力的なところがたくさん。泉質は基本的にナトリウム・カルシウム塩化物泉で、体が芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴です。
特におすすめなのが、貸切風呂がある旅館。家族やカップルでの旅行では、プライベートな空間でゆったりと温泉を楽しむことができ、食後のカニトリップをさらに癒しのひとときへと導いてくれます。
温泉のチェックポイント:
-
貸切風呂の有無・利用時間・料金
-
露天風呂の有無
-
清掃・アメニティの充実度
-
外湯めぐり用の送迎サービス
カニと温泉、両方を120%満喫するなら、食事と同じくらい「お風呂の質」にも目を向けるのが通の選び方です。
朝食の内容までカニ付きか調べておこう
意外と見落としがちなのが、朝食にカニ料理が含まれているかどうかです。
夕食でカニを堪能して満足したとしても、朝食にカニ雑炊やカニ味噌汁が出てくると、旅の満足度がさらにアップするのは間違いなし!
実際に口コミを見てみると、「朝のカニ雑炊が絶品だった」「味噌汁にカニの出汁がきいていて朝から幸せになれた」という声が多くあります。
旅館によっては「夕食がカニ中心なので、朝食はあっさり和定食のみ」という場合もあるため、事前にメニュー例をチェックしておくのがおすすめです。
また、朝食時にもカニ味噌やカニ豆腐といった“変化球的カニメニュー”を出す旅館もあるので、カニ好きなら最後までカニを楽しみ尽くせる宿を選びましょう!
城崎温泉で夜ご飯を楽しむためのQ&Aまとめ
夜ご飯だけの利用はできる?日帰りプランの有無
「宿泊は別の場所だけど、夜ご飯だけカニ料理を楽しみたい!」
そんな希望を持つ旅行者も多いですが、実際に夜ご飯だけの利用が可能かどうかは旅館によって異なります。
結論から言うと、城崎温泉の旅館の多くは「夕食のみの利用」は基本的に対応していません。なぜなら、カニ会席などの本格的な料理は宿泊客の分をあらかじめ仕込む必要があるため、当日対応が難しいためです。
ただし、次のようなケースでは夜ご飯だけの利用が可能な場合もあります:
-
「日帰り温泉+夕食付きプラン」として事前予約が必要
-
館内の食事処が外来客も受け入れている(例:料亭併設の旅館)
-
冬季限定の“かに御膳プラン”が昼夜に対応している宿
これらは旅館の公式サイトや電話で確認できます。中でも
“日帰り温泉+カニ会席セット”は人気のプランなので、気になる方は早めに調べて予約しておくと安心です。
連泊するなら何泊目にカニプランを選ぶべき?
城崎温泉で2泊以上する場合、いつカニ料理を楽しむかは意外と重要です。
一般的におすすめなのは、“1泊目”にカニ会席を食べるパターンです。
理由は以下の通り:
逆に、カニ三昧を最終日にしてしまうと、重たさが残って移動がつらくなることも。
また、一部旅館では「連泊割引+夕食内容変更可」のプランも用意しており、1泊目:カニ、2泊目:但馬牛ステーキなどの食べ比べも可能です。
連泊する場合は、事前に食事内容を調整できるか確認し、旅程に合ったグルメプランを組むのが賢い選び方です。
予算はいくらくらい?相場とコスパの良い宿
「カニ料理付きの宿って高いんじゃ…?」
そう思っている方も多いですが、城崎温泉では価格帯が幅広く、予算に応じて楽しめる宿が揃っているのが特徴です。
おおまかな相場は以下の通り:
| プラン内容 |
1泊2食の参考価格(1人あたり) |
| カニ会席+温泉(タグなし) |
約18,000〜25,000円 |
| タグ付き松葉ガニ一杯プラン |
約25,000〜35,000円 |
| カニ食べ放題プラン |
約20,000〜28,000円 |
| ラグジュアリー(露天風呂付き客室) |
約35,000〜50,000円以上 |
特に11月〜3月のカニシーズン中は需要が高く、週末や連休は早めの予約必須&料金も上がる傾向にあります。
もし予算を抑えたいなら、以下の方法もおすすめ:
-
平日宿泊を狙う(最大30%安いことも)
-
香住ガニを使ったプランを選ぶ(味は◎でコスパ良)
-
公式サイト限定の「早割」や「直前割」を活用
コスパの高い宿は「三國屋旅館」や「お宿 白山」などが知られており、リーズナブルにカニを満喫したい方にはぴったりです。
冬以外でもカニは食べられるの?
カニ=冬のイメージが強いですが、「春や夏でも城崎でカニは食べられるの?」という疑問もあるかと思います。
実は、旅館によっては通年で“カニ料理プラン”を提供しているところもあります。
その中身はというと、
ただし、やはり味・鮮度・香りすべてにおいて最も美味しいのは冬季(11月〜3月)の“生のタグ付き松葉ガニ”。
カニが主目的なら冬がベストですが、あくまで「雰囲気を味わいたい」「ちょっと食べたい」程度なら、春以降でも満足できる内容になっています。
カニがない時期でも但馬牛や鮑、のどぐろなど、山陰エリアならではの旬の食材が堪能できるため、時期を問わず楽しめるのも城崎温泉の強みです。
予約はいつから?キャンセル料はどうなる?
カニシーズンの宿泊予約は、早い人で“半年前”から動き出しています。特に12月の週末や年末年始、3連休などはすぐに埋まってしまうため、少なくとも1〜2ヶ月前の予約を目安にしましょう。
また、旅館ごとにキャンセルポリシーが異なるため、以下の点も要チェックです:
| 取消日 |
一般的なキャンセル料 |
| 3〜2日前 |
宿泊料金の20〜30% |
| 前日 |
宿泊料金の50% |
| 当日 |
宿泊料金の100% |
| 無連絡 |
宿泊料金の100% |
最近では「キャンセル無料期間が長めのプラン」や「旅行キャンセル保険付きプラン」も登場しているので、不安な方はそうした保険付きプランを選ぶのもおすすめです。
また、予約サイトによっては「予約金不要」「直前まで変更OK」という柔軟なプランもあるため、ライフスタイルに合わせて最適な予約方法を選びましょう。
まとめ
城崎温泉は、ただ温泉に浸かるだけではなく、冬の味覚の王様「カニ」を思いきり楽しめる温泉地として、全国のグルメ旅好きから愛され続けています。
特に11月から3月のカニシーズン中は、松葉ガニを中心に様々なカニ料理が味わえる宿泊プランが多数用意され、どの旅館も個性豊かな“カニ尽くし”で勝負しています。
本記事では、カニ料理の種類や選び方、注意点、予算の目安、さらには失敗しない予約のコツまで丁寧に解説しました。
中でも、「タグ付き松葉ガニのフルコース」や「食べ放題プラン」、そして「外湯めぐりとの合わせ技」は、まさに城崎ならではの贅沢な体験。
旅行を計画する際には、「カニの質」や「夕食スタイル(部屋食or宴会)」、「温泉の内容」なども加味して、自分にぴったりの宿を見つけてください。
そして、次の冬こそは――
「温泉街の湯けむりの中、極上のカニ料理を味わう」という、至福の時間をぜひ城崎温泉で体験してみてはいかがでしょうか。
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