黒川温泉の絶対おすすめ宿泊ガイド＆スポット！一度は行きたい癒しの温泉地

絶対行くべき！おすすめの露天風呂付き宿ランキングTOP5

源泉かけ流し＆絶景が楽しめる宿の選び方

黒川温泉で宿を選ぶうえで最も大切なのは、「温泉の質」と「雰囲気」です。

多くの宿が自家源泉や源泉かけ流しの湯を誇っており、露天風呂からの景色も格別。

黒川温泉は“景観を大切にする温泉地”として全国でも高い評価を受けており、どの宿も自然との一体感を重視しています。

露天風呂付きの宿に泊まる魅力は、なんといっても「部屋にいながら絶景と温泉を独り占めできること」。

チェックインしてからチェックアウトまで、誰にも邪魔されることなく湯に浸かり、贅沢な時間を過ごせます。

以下では、口コミ評価・温泉の質・サービス・雰囲気など総合的に判断した「絶対行くべき露天風呂付き宿ベスト5」をご紹介します。特別な記念日や、心から癒されたい旅行にぴったりの宿ばかりです。

1位：山みず木｜川沿い露天風呂が圧巻の人気宿

黒川温泉で「絶対に外せない宿」と言われるのが『山みず木』。黒川温泉の中心から少し離れた渓流沿いに佇む老舗旅館で、川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は別格の癒しです。

露天風呂「幽谷の湯」は、目の前に広がる渓谷美を存分に楽しめる広々とした岩風呂。自然との一体感を感じられるつくりで、四季折々の風景が楽しめます。特に秋の紅葉、冬の雪見風呂は写真映えも抜群。夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気に。

客室は純和風で落ち着いた設え。なかには「部屋に専用露天風呂」がついているタイプもあり、大人の静かな旅に最適です。食事は地元食材を使った懐石料理で、見た目にも美しく、味も本格派。

さらに、日帰り入浴の受け入れもあるため、宿泊が難しい方も湯だけの体験が可能。ただし、人気の宿なので、予約は2〜3ヶ月前が理想。静寂に包まれた贅沢な時間を過ごしたい人には、間違いなく一番におすすめできる宿です。

2位：御客屋｜創業300年超の老舗で味わう和のおもてなし

江戸時代創業という歴史ある宿『御客屋（おきゃくや）』は、黒川温泉でも最も古い旅館のひとつ。格式ある外観ながら、スタッフの温かいおもてなしが光り、「気取らず落ち着ける大人の宿」として多くのリピーターに愛されています。

露天風呂は石造りの「薬師の湯」。木々に囲まれた落ち着いた雰囲気で、夜は満天の星空、朝は鳥のさえずりを楽しみながらの湯あみが可能。宿泊者専用の家族風呂もあり、プライベートな空間で温泉を堪能できます。

部屋は和室を中心に、趣の異なるタイプが複数。2020年以降にはモダン和風の新しい客室も増え、より快適に過ごせるようアップデートされています。露天風呂付きの客室も完備されており、カップルや夫婦旅行にも最適。

料理は阿蘇の季節の恵みをふんだんに使った会席料理で、地元野菜や熊本産の肉・魚が丁寧に調理されて提供されます。老舗の風格と心遣いが行き届いた“本物のおもてなし”を体感できる宿として、黒川温泉ファンから絶大な支持を得ています。

3位：やまびこ旅館｜ペットと泊まれる希少な温泉宿

黒川温泉　やまびこ旅館
(画像提供：楽天トラベル)

ペット同伴で黒川温泉を楽しみたい人に大人気なのが『やまびこ旅館』。なんと全室ペット可という珍しい宿で、犬と一緒に泊まれる上に、犬専用の露天風呂まで完備されているのが魅力です。

もちろん人間用の温泉も大満足のクオリティ。宿自慢の「仙人風呂」は、黒川温泉最大級の広さを誇る露天風呂で、まるで自然の中の湖に入っているかのような開放感があります。お湯は源泉かけ流しで、肌当たりがやわらかく、芯から温まります。

部屋は和室メインで、ペット対応のため掃除が行き届いており清潔感も抜群。露天風呂付きの客室もあり、愛犬と共に過ごす贅沢な時間を演出してくれます。

また、食事処もペット同伴可能な席があり、気兼ねなく一緒に食事を楽しめるのも嬉しいポイント。ペット連れ旅行で妥協したくない人にとって、最高の環境が整った温泉宿です。

黒川温泉　やまびこ旅館
(画像提供：楽天トラベル)

黒川温泉　やまびこ旅館
(画像提供：楽天トラベル)

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3. 日帰りでも楽しめる！おすすめ湯めぐり体験と温泉手形の使い方

黒川温泉名物「温泉手形」とは？

黒川温泉に来たら必ず体験したいのが「温泉手形（湯めぐり手形）」です。これは黒川温泉全体で使える共通の入浴券で、1枚で3つの露天風呂に日帰り入浴ができるというもの。地元の木材「杉」で作られた、丸い木札型のデザインもかわいらしく、旅の記念品にもなります。

この温泉手形の最大の魅力は、宿泊していなくても高級旅館の露天風呂に入れること。通常、宿泊者以外は利用できない温泉もありますが、手形があれば誰でも気軽に立ち寄り湯が楽しめるのです。

使い方もとてもシンプル。加盟旅館の中から好きな3軒を選び、フロントで手形を見せるだけ。手形の裏面には利用回数を記録するスタンプ欄があり、使い終わった後は記念として持ち帰ることができます。

価格は1枚1,500円（税込）とリーズナブル。大人の入浴料が1回500〜600円前後なので、3湯めぐりでちょうど元が取れる計算です。各旅館によって温泉の雰囲気や泉質も異なるので、「今日はこの宿」「次はあっち」と、まるでテーマパークのように湯巡りを楽しめます。

また、手形は購入日から6ヶ月間有効なので、1日で全部回り切れなくてもOK。旅行中に2回以上訪れる方や、近隣在住で通える方にも便利です。

温泉街の風情を味わいながら、のんびりと「お風呂スタンプラリー」を楽しむ…それが黒川温泉ならではの魅力的な過ごし方です。

日帰り湯に最適な人気旅館3選

「泊まらなくても黒川温泉を楽しみたい」という方に向けて、温泉手形で利用できる日帰り入浴におすすめの旅館を3軒ご紹介します。それぞれ個性豊かな湯船を持ち、立ち寄り湯だけでも大満足間違いなしです。

① 山みず木（やまみずき）

 

黒川温泉　山あいの宿　山みず木
(画像提供：楽天トラベル)

黒川温泉で最も人気の高い宿の一つ。川沿いの露天風呂は圧巻で、木々と渓流に囲まれた大自然の中での入浴は、まるで秘湯に来たかのような気分が味わえます。日帰り利用時間は基本13:00〜15:00（要確認）で、時間帯によっては混雑することも。静かな時間を狙うなら午前中がおすすめ。

② いこい旅館

黒川温泉　いこい旅館
(画像提供：楽天トラベル)

黒川温泉らしい落ち着いた佇まいと、多彩な湯船が魅力の老舗宿。露天風呂だけでなく、洞窟風呂や立ち湯など、変わり種温泉をいろいろ試せるのが特徴です。湯船のバリエーションが多く、まさに温泉好きの“テーマパーク”的存在。

③ 新明館（しんめいかん）

黒川温泉　山の宿　新明館
(画像提供：楽天トラベル)

黒川温泉の中でも珍しい「洞窟風呂」が名物の宿。天然の岩をくり抜いて造られた空間は幻想的で、ほの暗い中での入浴体験は他では味わえません。木造建築とレトロな雰囲気も人気の理由です。特に雨の日は屋根付きの洞窟風呂が大活躍！

これらの旅館はどれも温泉手形対応で、日帰り入浴だけでも大満足できるクオリティ。観光の合間に立ち寄るのも良し、湯めぐりを目的に黒川に訪れるのも良し。選ぶ楽しみも魅力の一つです。

露天風呂から見る阿蘇の景色が最高の癒し

黒川温泉が他の温泉地と一線を画すのは、「温泉そのものが自然と調和している」という点です。黒川の多くの露天風呂は、阿蘇の山々や渓谷、川のせせらぎ、四季の植物に囲まれており、入浴しながら大自然のパノラマを堪能できる贅沢な体験ができます。

春には新緑、夏は青空と蝉の声、秋には紅葉が色づき、冬は雪見風呂と、どの季節でも景色が変わり、何度訪れても飽きません。とくにおすすめなのは、早朝や夕方。朝霧に包まれた幻想的な風景や、夕陽が差し込む黄金色の渓流を眺めながら湯に浸かる時間は、まさに“極上の癒し”。

スマートフォンを置いて、湯気と一緒に日々の疲れやストレスを流し去る――。そんな体験ができるのが、黒川温泉の露天風呂の最大の魅力です。

また、阿蘇山や大観峰といった絶景観光地へのアクセスも良好なので、ドライブついでに立ち寄るのもおすすめ。日帰りでも、しっかり「心が整う」ひとときを過ごすことができます。

湯めぐりを快適にする持ち物と服装のコツ

黒川温泉の湯めぐりは、徒歩で移動できるコンパクトな温泉街のつくりが魅力ですが、快適に楽しむにはちょっとした準備がポイントです。以下に必要な持ち物と服装のコツをまとめます。

おすすめの持ち物：

• タオル（2枚）：手拭い用＋体拭き用。薄手が便利

• ビニール袋：濡れたタオルや衣類を入れる用

• 小銭・温泉手形：手形は首にかけられるストラップ付きが◎

• 替えのマスク：湯上がり後の清潔用に

• 水分補給用ドリンク：湯あたり防止のためにも重要

服装のポイント：

• 脱ぎ着しやすい服：ワンピースや前開きシャツがおすすめ

• 歩きやすい靴：石畳の道も多いため、スニーカーや滑りにくいサンダルが◎

• 寒暖差に対応できる羽織もの：特に春秋は朝晩冷えます

また、温泉街は坂道も多いため、大きな荷物はコインロッカーや宿に預けて、身軽に歩けるスタイルで回るのがベスト。疲れを感じたら、足湯カフェやベンチでのんびり休憩しながら、自分のペースで湯巡りを楽しみましょう。

手形の購入場所・有効期限・注意点まとめ

温泉手形は、黒川温泉観光協会や各旅館、観光案内所、温泉街にあるお土産店などで購入できます。価格は1枚1,500円（税込）で、購入日から6ヶ月間有効です。

購入場所の例：

• 黒川温泉観光案内所（バス停近く）

• 湯音（ゆのん）や風の舎（かぜのや）といったお土産屋

• 各温泉旅館のフロント

注意点としては、入浴時間帯の制限や、混雑状況により受け入れを停止している場合があること。旅館によっては日帰り入浴の受付が午後のみ、または午前中だけなど異なるため、事前に各旅館の公式サイトや案内所で確認しておくと安心です。

また、入浴中のマナーにも気をつけましょう。タオルを湯船に入れない、静かに入浴するなど、他の利用者に配慮することが大切です。温泉街の雰囲気を壊さず、心地よく過ごすことが、黒川温泉の素晴らしい文化を守ることにつながります。

絶対食べたい！黒川温泉周辺のグルメとカフェスポット

温泉街の名物「湯あがりプリン」や「温泉卵」

黒川温泉に来たら、まず絶対に食べておきたいのが「湯あがりスイーツ」。特に大人気なのが、「湯あがりプリン」と「温泉卵」です。

「湯あがりプリン」は、その名の通り、温泉でリラックスした後にぴったりなひんやりスイーツ。地元・阿蘇の牛乳や卵を使ったプリンは、どれも濃厚でなめらか。とろけるような口当たりと、甘さ控えめのカラメルが絶妙にマッチして、温泉後の体に優しく染み渡ります。

特に有名なのが、「パティスリー麓（ふもと）」の“黒川温泉ぷりん”。地元食材にこだわり、卵の風味と滑らかさが両立した上質な味わい。観光客の間では「プリンのために再訪した」という声も少なくありません。

そしてもう一つ、温泉地ならではの定番が「温泉卵」。黒川温泉では源泉の熱を使って作った天然の温泉卵が提供されており、湯気に包まれた卵をその場で割って食べるのがまた格別です。

温泉街の小道にある「地蔵湯」付近では、温泉の蒸気を使った蒸し器で温められた卵や野菜をその場で食べられるコーナーも。シンプルな塩を振って食べる温泉卵は、素材本来の甘みとまろやかさが口に広がります。

観光とグルメが一体化して楽しめる黒川温泉では、スイーツもまた立派な観光体験のひとつ。湯あがりのひと休みに、ぜひ立ち寄ってみてください。

地元食材を活かした絶品ランチ処

黒川温泉は、温泉だけでなく「食のクオリティ」でも高評価を得ています。温泉街の中心部にはランチが楽しめる飲食店が点在しており、どこも地元・阿蘇の新鮮食材を活かした料理を提供しています。

特に人気なのが、阿蘇のブランド牛「あか牛（あかうし）」を使ったランチ。赤身の旨みと脂のバランスが良く、焼肉、ハンバーグ、ステーキ、牛丼などバリエーション豊富に楽しめます。

「味処なか」「どんぶり屋 いちのいち」などでは、地元の野菜やお米を使った定食スタイルのランチが楽しめ、観光の合間に立ち寄りやすい価格帯も嬉しいポイント。ごはん・お味噌汁・小鉢がついたお膳形式で、ボリュームも満点。

また、阿蘇の湧き水で打った手打ち蕎麦や、地元野菜の天ぷらなど、和食好きにぴったりのメニューも充実。ランチ時間帯（11:30〜14:00）はどこも混雑しやすいため、早めの来店がおすすめです。

食後には先ほど紹介したプリンやスイーツで締めるのも◎。おいしいごはんと温泉の相性は抜群。体も心も満たされる、黒川温泉らしいランチ体験ができます。

雰囲気◎の古民家カフェ＆スイーツ店

温泉街のそぞろ歩き中に立ち寄りたいのが、古民家を改装したカフェや甘味処。木のぬくもりを感じる空間で、ゆったりとした時間を過ごせるお店が多く、女子旅やカップル旅に大人気です。

特におすすめなのが「カフェわろく屋」。築100年以上の古民家をリノベーションした店内は、どこか懐かしくも落ち着く雰囲気。ここでは、阿蘇小国ジャージー牛乳を使ったラテや、手作りケーキなどが楽しめます。

また、「やすらぎカフェ湯音（ゆのん）」では、足湯に入りながらスイーツやドリンクを楽しめるスタイルが人気。ホットコーヒーを片手に、湯煙に包まれながらおしゃべりを楽しむ時間はまさに贅沢そのもの。

黒川温泉のカフェは、単なる飲食スペースではなく、「癒しと体験の場」としての魅力があります。中には雑貨を併設している店もあり、旅のお土産探しにもぴったり。

風情ある温泉街の散策に疲れたら、ぜひカフェでひと休みを。どの店も地元愛あふれるメニューやサービスで、旅の思い出に深みを与えてくれるはずです。

熊本和牛や山菜料理が楽しめる郷土料理店

「せっかく熊本に来たんだから、郷土料理が食べたい！」という方にも黒川温泉はぴったり。周辺には、熊本和牛や馬刺し、山菜料理など、地域色あふれる食事が楽しめるお店が点在しています。

たとえば「里の湯 和らく」では、阿蘇の清流で育った川魚や山菜、熊本名物の赤牛の石焼きなど、地元の旬を活かした会席料理を提供。落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと“本物の味”を堪能できます。

また、「いろり家」は、古民家風の落ち着いた空間でいただく和定食が魅力。馬刺し、辛子蓮根、だご汁など、熊本らしいメニューが並び、観光客にも評判です。

黒川温泉の食は、ただ美味しいだけではなく、自然とのつながりを感じられる温もりある料理が多いのが特徴。都会では味わえない「素朴で贅沢な食体験」が、旅の思い出をより深く刻んでくれます。

朝食が評判の宿で食べる絶品朝ごはん

実は黒川温泉では、「朝食の美味しさで宿を選ぶ」というリピーターも少なくありません。地元の旬を活かした、心のこもった朝ごはんは、**旅のスタートにふさわしい“贅沢な日常”**です。

たとえば、1位でも紹介した『山みず木』では、渓流の音を聞きながらいただく和定食スタイルの朝ごはんが大人気。焼き魚、手作り豆腐、小鉢の煮物、地元野菜の味噌汁など、一品一品が丁寧に作られています。

また『御客屋』では、阿蘇の湧水で炊いた白ごはんが絶品と話題。ごはんに合うおかずを中心に、焼き物・煮物・卵焼きなど、バランスの取れた優しい味わいの和朝食が提供されます。

最近では、朝食に力を入れている宿も増えており、朝食付きプランは予約時に特に人気。朝の空気の中で、窓の外に緑を眺めながら食べるごはんは、旅の疲れをリセットし、最高の1日の始まりを演出してくれます。

季節ごとのおすすめ観光スポット＆カップル・女子旅プラン例

春：桜と新緑を満喫する癒し旅プラン

黒川温泉の春は、桜と新緑が同時に楽しめる特別なシーズンです。3月下旬から4月上旬にかけて温泉街周辺の桜が咲き始め、4月中旬には若葉が芽吹き、ピンクと淡い緑が調和した美しい景観が広がります。

この時期のおすすめスポットは「黒川温泉入口の河川沿い」。桜並木が続く小道があり、静かにお花見を楽しめる穴場として知られています。観光地のような混雑はなく、のんびりと散策しながら春を感じられるのが魅力です。

また、阿蘇周辺では「一心行の大桜」も見逃せません。樹齢400年を超える一本桜で、黒川から車で約40分。満開時期にはライトアップもされ、幻想的な夜桜を楽しめます。

女子旅・カップル旅では、午前中に軽く湯めぐりを楽しみ、ランチは地元野菜を使ったヘルシーなカフェで。午後は花見散策や写真撮影を楽しみ、夜は露天風呂付きの客室でまったり…そんな“春の癒しプラン”が人気です。

春はまだ朝晩が冷えるため、羽織物を持って出かけるのがおすすめ。温泉と桜の贅沢な組み合わせを味わえるのはこの季節だけ。心と体をリセットする旅になること間違いなしです。

夏：避暑地としても人気！涼やかな渓谷散策

黒川温泉は標高約700mの高地に位置しているため、夏でも涼しく過ごせる避暑地としても人気があります。特に7月〜8月は、都市部が猛暑に見舞われる中でも、黒川では朝晩20℃前後と快適な気候が続きます。

この時期におすすめなのが、「夫婦滝（めおとだき）」という観光スポット。黒川温泉から車で約15分の場所にあり、2本の滝が仲良く並んで落ちる姿から“縁結びの滝”としても知られています。滝の近くは空気がひんやりと涼しく、天然のクーラーのような清涼感が楽しめます。

また、渓流沿いの「清流公園」も涼を感じられる穴場。木陰にベンチがあり、温泉街から少し離れて読書や昼寝をするにはぴったり。散策のあとはカフェで冷たいプリンやスイーツをいただくのも夏旅の醍醐味です。

女子旅では、浴衣レンタルを活用して涼しげな装いでのそぞろ歩きがおすすめ。黒川温泉では、風情ある街並みに浴衣姿がよく映え、写真映えも抜群です。

さらに、宿泊するなら風鈴の音が心地よい露天風呂付きの部屋を選べば、夏でも快適に過ごせる“涼”の旅になりますよ。

秋：紅葉シーズンの絶景露天風呂めぐり

黒川温泉の秋は、1年でもっとも美しいと評される季節。10月中旬から11月上旬にかけて、温泉街全体が赤や黄色に色づき、紅葉と露天風呂のベストシーズンを迎えます。

特におすすめは、紅葉に包まれた露天風呂を体験できる「山みず木」や「やまびこ旅館」。色づいた木々の中で、湯けむりが立ち上る風景は、絵画のような美しさ。時間帯を変えて朝・昼・夕と3回入る人も多いほど。

また、紅葉狩りにおすすめの場所としては、「阿蘇大観峰展望所」も必見。広大な阿蘇谷と外輪山が一望でき、ドライブコースとしても人気です。黒川温泉からは車で約40分ほどでアクセスできます。

女子旅では、秋の味覚も大きな楽しみ。栗ご飯、きのこ鍋、地元野菜の炊き合わせなど、秋限定の季節料理を堪能できる宿を選ぶと満足度がさらにUP。

気候も安定していて過ごしやすく、空気が澄んで景色も美しいこの季節。露天風呂から紅葉を眺めながら、心からリラックスできる秋旅を満喫してみてください。

冬：雪見風呂とこたつカフェの楽しみ方

黒川温泉の冬の魅力は、なんといっても「雪見風呂」。12月下旬〜2月の寒い時期には、運が良ければ雪が舞い落ちる中で露天風呂に入るという、日本ならではの情緒ある体験ができます。

特におすすめの宿は「御客屋」や「夢龍胆」など、雪景色と調和した趣のある露天風呂を持つところ。夜にはライトアップされ、湯けむりと雪が織りなす光景は、まさに絶景。寒さと温かさの対比が心地よい贅沢な時間です。

また、冬限定でオープンする「こたつカフェ」も黒川名物。足湯に浸かりながら、こたつに入って甘酒やおしるこを楽しめるカフェは、女子旅に大人気。体の芯まで温まりながら、おしゃべりや読書を楽しめる癒し空間です。

カップル旅には、クリスマスやバレンタインシーズンのライトアップイベントを狙うのもおすすめ。静かでロマンチックな黒川の夜を2人で歩けば、心もぐっと近づくこと間違いなし。

雪道の運転には注意が必要ですが、冬タイヤやチェーンを用意していれば問題ありません。冬だからこそ体験できる、“非日常”の黒川温泉もぜひ味わってみてください。

日帰り・1泊2日・2泊3日のおすすめモデルコース

旅のスタイルに合わせて楽しめるのが、黒川温泉の魅力。ここでは、日帰り・1泊2日・2泊3日のモデルコースをそれぞれご紹介します。

【日帰りコース】

• 午前：黒川温泉街に到着 → 湯めぐり手形で2〜3湯体験

• 昼食：地元あか牛のステーキ丼 or 手打ち蕎麦

• 午後：カフェで休憩 → お土産購入 → 出発

• ポイント：サクッと温泉体験＋食＋癒しの定番プラン

【1泊2日コース】

• 1日目午前：温泉街散策 → 手形で湯めぐり

• 昼：郷土料理ランチ → 旅館にチェックイン

• 夕方：露天風呂でゆったり → 夕食は会席料理

• 2日目朝：名物朝食 → 近郊観光（大観峰・滝）→ 帰路へ

• ポイント：最も人気！観光も温泉も食も満喫

【2泊3日コース】

• 1日目：黒川温泉にゆっくり到着 → 露天風呂＋スイーツ巡り

• 2日目：阿蘇方面の観光（草千里・阿蘇神社）→ 夕方戻って貸切風呂

• 3日目：カフェや朝市を満喫 → お土産散策 → 出発

• ポイント：黒川を拠点に阿蘇観光も絡めた贅沢プラン

滞在時間に合わせて、無理なくプランを組めるのが黒川温泉の強み。それぞれの旅のスタイルに合わせて、自分だけの癒し旅をデザインしてみてください。