伊香保 温泉 日帰り 家族 風呂で選ぶ癒しの宿5選｜赤ちゃん連れも安心の貸切温泉ガイド

伊香保温泉ってどんなところ？日帰り旅行にも最適！

伊香保温泉の基本情報と魅力

伊香保温泉（いかほおんせん）は、群馬県渋川市にある日本有数の歴史ある温泉地です。開湯はなんと約1900年前とされ、古くは万葉集にも登場するほど。明治時代には文豪・徳冨蘆花など多くの文人にも愛され、現在でも全国から観光客が訪れる人気の温泉地です。

最大の魅力は、標高約700メートルに位置する**「伊香保石段街」**を中心とした町並み。365段ある石段の両脇には、レトロな土産物屋やカフェ、射的場などが並び、歩いているだけで楽しい雰囲気に包まれます。ノスタルジックで温かみのある町並みは、日帰り旅行にもぴったりです。

また、伊香保温泉には「黄金の湯」と「白銀の湯」という2種類の源泉があり、異なる泉質を楽しめるのも魅力の一つ。それぞれ肌ざわりや効能が異なり、温泉好きの方はもちろん、初めての方や小さなお子さん連れでも入りやすいお湯として人気があります。

アクセスの良さ（東京からも気軽に行ける）

伊香保温泉のもうひとつの魅力は、都心からのアクセスの良さです。東京駅から新幹線を使えば、最短で約2時間程度で到着でき、日帰りでも十分に楽しめる距離感となっています。

■アクセス例（東京→伊香保温泉）：

※高速バスは1日に数本あり、バスタ新宿などからも利用可能。

このように、交通機関を利用して日帰りで往復できる立地が、子育て中のご家庭やシニア世代にも人気の理由となっています。

黄金の湯と白銀の湯の違いとは？

伊香保温泉の最大の特徴である2種類の源泉。

• 黄金の湯（こがねのゆ）：鉄分を多く含む茶褐色のにごり湯で、血行促進・冷え性・神経痛に効果があるとされています。湧き出してすぐは無色透明ですが、空気に触れると酸化して茶色く変化します。

• 白銀の湯（しろがねのゆ）：無色透明でやさしい肌触りが特徴。肌の保湿や美肌効果が期待されるため、女性や子どもに人気の泉質です。

どちらも源泉かけ流しを採用している宿が多く、日帰り入浴施設でも両方の湯を楽しめる場所が多数あります。

日帰りでも楽しめる観光スポット

温泉だけでなく、日帰りで立ち寄れる観光スポットも充実しているのが伊香保の強みです。

• 伊香保石段街：ノスタルジックな雰囲気で食べ歩きやお土産探しに最適

• 伊香保神社：石段を登った先にある恋愛成就のパワースポット

• 伊香保ロープウェイ：絶景の展望台から赤城山や谷川岳を望める

• 伊香保グリーン牧場：子どもと一緒に動物とふれあえるスポット

こうした観光地が徒歩圏にまとまっているため、日帰りでも十分に満足できる小旅行になります。

家族連れにおすすめの理由

伊香保温泉は、家族連れにとってもとても過ごしやすい観光地です。

• 駅やバス停から徒歩圏内に温泉や施設が集中している

• 子連れ歓迎の宿や貸切風呂が多く、プライベート空間を確保しやすい

• 温泉以外にも家族で楽しめるスポット（牧場・ミュージアム・遊歩道など）が豊富

• 観光地にありがちな過度な混雑が少なく、落ち着いて過ごせる

以上の点から、小さな子どもを連れての“温泉デビュー”にもぴったりなエリアと言えるでしょう。

赤ちゃん連れ・小さな子どもとでも安心の設備は？

おむつ替え台・授乳室の有無

赤ちゃん連れでの温泉旅行では、「おむつ替えができる場所」や「授乳ができるスペース」があるかどうかが大きなポイントになりますよね。
伊香保温泉の多くの宿では、近年の家族旅行需要の高まりを受けて、共用スペースや個室内におむつ替え台や授乳室を完備しているところが増えています。

特に日帰り利用可能な旅館では、個室プランを選べば、部屋内でおむつ替えや授乳ができるので安心。
「旅館さくらい」や「オーモリ」などでは、専用のベビーベッドや簡易授乳スペースが設けられており、「赤ちゃんがぐずっても気にせずに過ごせた」と高評価を得ています。

また、観光エリアにある伊香保ロープウェイ山麓駅や石段街のトイレにもおむつ交換台が設置されているため、外歩きの途中でも困ることはありません。

ベビーチェア・子供用浴衣の貸し出し

子どもとの温泉旅行では、「ベビーチェアがあるか？」「子どもも浴衣で温泉気分を味わえるか？」も気になりますよね。

伊香保温泉の家族向け旅館では、浴室内にベビーチェアを完備している施設が多く、赤ちゃんを安心して座らせながら大人も入浴できる環境が整っています。
また、洗い場には滑り止めマットや子ども用ボディソープが用意されている宿もあります。

そして、子ども用の可愛い浴衣やスリッパの貸し出しがある旅館も多く、「子どもも“旅してる感”を楽しめた！」という口コミも◎。

たとえば「ホテル木暮」や「いかほ秀水園」では、サイズに応じた子ども用浴衣やサンダルを用意しており、記念写真にもぴったりな姿に変身できます。

食事のアレルギー対応や離乳食対応

子連れでの旅で心配なのが「食事」のこと。特に食物アレルギーを持つお子さんがいる場合、事前の確認が必要です。

伊香保のファミリー向け旅館では、アレルギー対応の食事相談が可能なところが多く、予約時に伝えることで、食材の除去や代替メニューの対応をしてくれる施設もあります。
「いかほ秀水園」や「旅館さくらい」などでは、事前連絡で卵・乳製品・小麦などの除去食対応が可能で、保護者も安心して食事が楽しめます。

また、離乳食を持参したい場合でも、電子レンジの貸出や、調理場での温め対応をしてくれる宿がほとんど。
中には、赤ちゃん専用のご飯セット（お粥、野菜スープなど）を用意してくれる旅館もあり、親子にとってストレスの少ない滞在が叶います。

泉質は子どもにもやさしい？

温泉に入りたいけれど「赤ちゃんに入浴させて大丈夫？」と気になる方も多いでしょう。

伊香保温泉の「白銀の湯」は、無色透明で刺激が少なく、敏感肌やアトピーの子どもにもやさしい泉質とされています。
泉質は「メタけい酸を含む単純温泉」で、保湿効果が高く、入浴後も肌がしっとりする特徴があります。

一方「黄金の湯」は鉄分を多く含むため、肌が弱い子や赤ちゃんには少し注意が必要。
とはいえ、宿側で湯温や濃度の調整をしてくれるので、「お湯の感じがちょっと濃いな」と思ったら、白銀の湯を選べば安心です。

また、多くの宿では湯温を約38～40度に設定しており、子どもでもゆっくりと入浴できます。長湯せず、こまめに休憩しながら楽しむのがコツです。

スタッフの対応・子連れ歓迎度チェック

設備が整っていても、やはり旅の満足度を左右するのは「人の対応」。
伊香保温泉の旅館では、子ども連れに理解のあるスタッフが多く、初めての温泉旅でも安心感があるという声が多く聞かれます。

「泣き声を気にせず過ごせるよう配慮してくれた」「子どもにも優しく声をかけてくれた」など、細かな気配りに感動したという口コミも多く見られます。

特に、旅館さくらいやオーモリなどの家族向け旅館では、スタッフが子育て経験者であったり、常に笑顔で接してくれたりと、ホスピタリティの高さが印象的。

温泉旅館に行くことが「家族みんなの思い出」になるような、そんな体験が伊香保温泉ではきっと叶うでしょう。

お風呂だけじゃない！周辺で楽しめる日帰り観光スポット

伊香保石段街で食べ歩き

伊香保といえば、やはり外せないのが**「石段街」**。
全長約300メートル、365段の石段には、両脇にレトロな土産店やカフェ、射的場が立ち並び、まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気を楽しめます。

食べ歩きグルメも充実しており、特に人気なのが「湯の花まんじゅう」「こんにゃくおでん」「伊香保プリン」など。
子ども連れにはソフトクリームや焼きまんじゅうが好評で、軽く立ち寄るだけでも十分楽しめます。

石段の途中にある伊香保神社まで登れば、旅の安全祈願やご利益参りもでき、パパママも大満足。
石段街は階段ではありますが、手すりが整備され、途中にベンチや休憩所もあるため、子どもと一緒にゆっくり登っても安心です。

伊香保グリーン牧場で動物とふれあい

子どもと一緒に自然を満喫したいなら、**「伊香保グリーン牧場」**が超おすすめ！
伊香保温泉から車で約5分とアクセスも良く、日帰りコースにぴったりの観光施設です。

牧場内では、羊、ヤギ、ウサギ、馬、アルパカなどとふれあえるコーナーが充実。特に**「シープドッグショー」**は大人気で、犬が羊を追い込む本格的な牧羊が間近で見られます。

また、乳しぼり体験やバター作り体験など、親子で参加できる体験イベントも豊富。
飲食エリアでは、牧場ミルクを使ったソフトクリームやチーズ料理も楽しめ、グルメも大満足の内容です。

ベビーカーOK、授乳室・おむつ替えスペースありと、子連れ対応もしっかりしているので安心です。

竹久夢二記念館で文化体験

ちょっと落ち着いた時間を過ごしたいなら、「竹久夢二伊香保記念館」もおすすめです。
大正ロマンを代表する画家・詩人である竹久夢二の作品を展示する美術館で、和の美意識とアートの世界に触れられます。

建物はモダンな和洋折衷スタイルで、非日常な空間でのんびり過ごすには最適。
子どもには少し難しいかな？と思われがちですが、館内では季節のスタンプラリーや簡単なぬり絵コーナーも用意されており、意外とファミリーにも好評なんです。

また、夢二が愛したカフェ「港屋」では、クラシック音楽を聞きながら、抹茶スイーツや和菓子をいただける大人時間も味わえます。
家族みんなで「芸術の秋」に触れてみてはいかがでしょうか？

河鹿橋で絶景＆インスタ映え

伊香保でフォトスポットとして人気なのが、紅葉の名所として知られる**「河鹿橋（かじかばし）」**。
朱色のアーチ型の橋が、緑や紅葉の中に映える絶景で、季節を問わずフォトジェニックな写真が撮れるスポットです。

特に秋の紅葉シーズン（10月下旬〜11月中旬）には、ライトアップも実施され、幻想的な雰囲気に包まれます。
橋の下には小さな滝が流れており、水の音に癒されながらのんびりと自然散策が楽しめます。

橋の近くにはベンチもあり、小さなお子さんと一緒に休憩しながら景色を楽しむことができます。
カメラやスマホは忘れずに！家族写真を撮るにはベストスポットのひとつです。

家族で楽しめるグルメスポットも！

伊香保温泉周辺には、家族で気軽に楽しめる飲食店もたくさんあります。

• 【岸権茶屋】：名物「舞茸天ぷらうどん」や「温泉まんじゅうの天ぷら」が絶品

• 【茶屋たまきや】：座敷ありで赤ちゃん連れにも安心な和食屋さん

• 【伊香保プリン】：とろける系プリンとフォトジェニックな瓶で子どもにも人気

• 【湯の花まんじゅう 各店】：食べ歩き定番。蒸したてをその場で！

また、石段街にはベンチや屋根付きの休憩所も多く、ちょっとしたテイクアウトや持ち込みランチもOK。
子どもがぐずっても安心して食事ができる環境が整っています。

家族で伊香保日帰り旅を楽しむための5つのコツ

混雑を避けるおすすめの時間帯

伊香保温泉は人気の観光地のため、特に週末や連休は混雑しがち。ですが、時間帯を工夫するだけでゆったりと過ごすことが可能です。

おすすめは、午前10時頃までに現地到着すること。日帰り温泉施設の多くは11時〜14時にかけて混雑のピークを迎えるため、早めに入浴を済ませておけば貸切風呂も比較的空いている確率が高いです。

また、帰りの渋滞を避けるために15時〜16時の間には現地を出発できるとベスト。
混雑回避には「平日」や「雨の日」を狙うのも効果的です。石段街も空いていて写真も撮りやすく、家族でのんびり過ごせますよ。

タオル・着替え・子ども用グッズの準備リスト

日帰り温泉とはいえ、家族旅行では事前準備がカギ。特に赤ちゃんや小さな子ども連れの場合は、忘れ物があると不便なので持ち物リストのチェックが大切です。

✅ 必須アイテムチェックリスト：

貸しタオルやアメニティがある旅館も多いですが、子ども用は用意されていないケースもあるため、持参がおすすめです。

おすすめの移動手段（車・電車・バス）

伊香保温泉へのアクセスは、車・電車＋バス・高速バスの3通りがあり、家族構成や好みによって選びましょう。

🚗 車の場合
・荷物が多い子連れ旅行では圧倒的に便利
・関越道「渋川伊香保IC」から約20分とアクセス良好
・石段街周辺にはコインパーキングが点在（300円〜500円/時間）

🚉 電車＋バスの場合
・JR上越線「渋川駅」から伊香保温泉行きバスで約25分
・バスは20〜30分に1本、ベビーカーも乗車OK

🚌 高速バスの場合
・バスタ新宿→伊香保直通で約2時間30分
・車酔いしやすい子どもには注意が必要（酔い止めの準備を）

小さな子連れなら車が安心ですが、渋滞が心配な時は電車やバスも検討の価値ありです。

貸切風呂の予約方法と注意点

人気の貸切風呂は、当日ではなく事前予約が鉄則です。旅館によっては日帰りでも公式サイトや電話で予約可能なので、必ずチェックしておきましょう。

予約の際に確認したいポイント：

• 利用時間（1組45分〜1時間が一般的）

• 湯の種類（白銀の湯か黄金の湯か）

• 設備（ベビーチェア・おむつ替え台の有無）

• 食事や休憩室の有無（個室付きか）

• 料金（家族4人で3,000円〜5,000円が相場）

また、キャンセルポリシーや当日の変更対応なども見ておくと安心です。
人気シーズンは予約がすぐ埋まるため、2週間前〜1ヶ月前には動き始めるのがおすすめ。

雨でも安心なプランの立て方

日帰り旅では「雨」が不安材料ですが、伊香保には屋内で楽しめる施設が多いため安心です。

☔ 雨の日におすすめ：

• 貸切風呂や個室プランでゆっくり温泉タイム

• 石段街の屋根付き店舗でお買い物・食べ歩き

• 伊香保ロープウェイ → 展望台で雲海が見えるかも

• 竹久夢二記念館でアートな時間を

• カフェでほっと一息、家族写真の振り返りタイム

さらに、石段街は階段の途中に屋根付きの通路や足元の排水設備も整っており、雨の日でも滑りにくく安心して歩ける設計になっています。

「せっかく来たのに雨…」ではなく、雨の日だからこその風情を楽しむ気持ちでプランを柔軟に組んでみてくださいね。

🧳まとめ

伊香保温泉は、日帰りでも家族でしっかり楽しめる関東屈指の温泉地です。
特に貸切風呂や個室付きプランの充実度が高く、赤ちゃん連れや小さなお子さんと一緒でも安心して温泉を満喫できます。

今回の記事では以下のポイントを中心にご紹介しました：

• 黄金の湯・白銀の湯の違いや特徴

• 家族連れに人気の貸切風呂付き旅館5選

• 赤ちゃん連れにもやさしい設備とサービス

• 日帰りで楽しめる観光・グルメ・体験スポット

• 旅を快適にするためのコツや事前準備

「日帰りでもここまで楽しめるの！？」と思えるほど、伊香保はコンパクトながらも内容の濃い温泉地です。
子どもが温泉デビューする場所としてもぴったり。
ぜひ週末の小旅行や連休のお出かけに、家族で伊香保温泉を訪れてみてくださいね。